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更年期の踵の痛みでお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。
ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。
お世話になります。
私は現在、更年期を迎えており、踵の痛みで半年以上悩んでいます。特に足を着くと強い痛みを感じ、日常生活に支障をきたしています。
階段の上り下りが辛く、長時間の歩行も困難で、ヒールのある靴を履くこともできない状態です。この症状により、外出を控えがちになり、仕事や家事にも影響が出ています。
このような状況で、以下の点について教えていただきたく思います。
まず、私の症状にはどのような原因が考えられるでしょうか。更年期との関連性があるのか、それとも他の要因が影響しているのかが気になります。
最後に、整体院での施術は私の症状に効果があるのでしょうか。もし効果が期待できるのであれば、どのような施術を行っているのか、また施術の流れについても知りたいです。
お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。症状改善のため、専門家のアドバイスを心待ちにしております。どうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは ご質問ありがとうございます。朝起きて足が痛くて着けない、踵の痛みで長時間歩けない等の症状でお悩みの方が多く来院されています。
私がお答えします!
大きく分けて2つに分けられます。踵そのものに問題があるケース、そして腰や臀部にも問題があると同時にふくらはぎや踵にも症状を有しているケースがあります。
病院では踵骨棘と言われることもあれば足底筋膜炎と診断されることがあります。非常にフワッとした言い回しで、踵周辺の筋肉や軟部組織に炎症が起きていることを指します。
更年期に入ると、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少します。これにより、足の骨格を支える靭帯や腱、筋肉に緩みが生じ、足の形が崩れやすくなります。
また、エストロゲンの減少は関節を支える軟骨や筋肉の衰え、関節内の水分減少、血液循環の悪化を引き起こします。これらの要因が重なり、かかとに痛みが生じやすくなるのです。
実は、湿布や安静で良くなるケースは少なく数ヶ月病院に通ったけど良くならずご相談に来られる方が比較的多いです。
踵へ流れるの神経(坐骨神経)は腰椎の4番5番から伸びています。神経の出口や通り道に問題があると、問題箇所と離れた場所に症状が出ることも珍しくありません。
セルフチェックとしては、お尻のストレッチやモモ裏からふくらはぎのストレッチ時に症状が悪化しないか確認することです。痛みやしびれが増した場合は踵と別の場所に機能不全が起きていることが考えられます。
このようなケースは、踵だけの問題ではないので腰部や臀部へのアプローチが必要です。
当院では、更年期の踵の痛みの原因を姿勢の歪みと考えています。
背骨を整える施術や踵のクッションである踵骨下脂肪体の調整を行い、正しい姿勢指導や日常生活動作のアドバイスを組み合わせ根本的な改善を目指します。
また、骨盤・股関節・膝関節・足首・足の指などの歪みやインナーマッスルの弱化にも注目し、総合的なアプローチを行っています。
更年期のかかとの痛みは、放置すると日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。歩行バランスの悪化から膝や股関節を痛めてしまうと最悪手術に至るケースとなります。
しかし、早期で解決し、全身バランスを整え良い姿勢習慣を身に付ければ体幹バランスも改善しあなたの未来はかなり明るいものとなります。
当院では、丁寧な検査と説明を心がけ、患者様一人ひとりに合わせた施術を提供しています。お悩みの方は、ぜひご相談ください。
踵の痛みに対する施術方針はこちらのページが参考になります。
当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。