手根管症候群
院長田口は、治療家歴20年以上で多くの
難治性疾患の方のお悩みが解決して喜ばれています。
手根管症候群でお悩みのあなたへ
当院の手根管症候群への施術方針について
書きますのでお読みください。
●病院で手根管症候群と診断されて治療しているが治らない
●手首から指先にかけてしびれる(特に朝方に症状が強い)
●手首を振ると症状が軽減する
●手首から指先にかけて、原因不明の痛みがある
●手首から指先にしびれや痛みが出て、感覚が鈍くなってきた
●指のしびれで物がつかみにくくい
上記に当てはまる方は読み進めてください
【手根管症候群とは?】
すでにご存知かもしれませんが手根管症候群について書いていきます。
そもそも手根管とは、手首(手関節)にある骨(手根骨)と靭帯に囲まれたトンネルのことで、横手根靱帯(屈筋支帯)が天井となり、手指を曲げる腱(屈筋腱)と正中神経が通っています。
この手根管が靱帯の肥厚などにより正中神経が圧迫されることにより
末端の指先の痺れや痛み、筋力低下を招く病気です。
初期には示指、中指がしびれ、痛みがでますが、最終的には母指(親指)から環指の母指側の3本半の指がしびれます(正中神経の支配領域)。急性期には、このしびれ、痛みは明け方に強く、目を覚ますと手がしびれ、痛みます。
手を振ったり、指を曲げ伸ばしするとしびれ、痛みは楽になります。手のこわばり感もあります。ひどくなると母指の付け根(母指球)がやせて母指と示指できれいな丸(OKサイン)ができなくなります。縫い物がしづらくなり、細かいものがつまめなくなります。
ここまで読んでいただき当てはまる方は、これから手根管症候群について詳しく書きますので最後までお読みください。
わかりやすい原因は、正中神経が圧迫されることですが、
その原因は、特発性というものが多く、原因不明とされています。
臨床的には、仕事や家事での使い過ぎ、あるいは使い方の問題が大きいと感じています。
妊娠・出産期や更年期の女性が多く生じるのも特徴です。
これはホルモンバランスなどによる靱帯の肥厚などが原因と考えます。
そのほか、骨折などのケガ、仕事やスポーツでの手の使いすぎ、透析をしている人などに生じます。
腫瘍や腫瘤(ガングリオン)などの出来物でも手根管症候群になることがあります。
【手根管症候群の病院での治療は?】
手根管症候群を診断されたら、消炎鎮痛剤やビタミンB12などの飲み薬、塗布薬、運動や仕事の軽減や副子固定などの局所の安静、滑膜のむくみを取るための手根管内注射などの保存的療法を行います。
難治性のものや母指球の萎縮の激しいもの、腫瘤のあるものなどは手術が必要になります。
【カイロプラクティックは手根管症候群に有効です】
前述した通り、病院での治療は基本的に対処療法でダメなら手術という流れになります。
一方で整体やカイロプラクティックで手根管症候群が改善される事があるという情報は中々知られていないことも事実です。
カイロプラクティクは、約120年前にアメリカで発症した神経の伝達を改善することを目的とした手技療法です。
現在は法制化されて専門大学を卒業後ドクター・オブ・カイロプラクティックとしてアメリカや全世界で活躍しています。
近年では、オリンピック選手(ウサイン・ボルトなど)が日々受けていることも有名です。
前置きが長くなりましたが、
手根管症候群は、神経の圧迫がそもそもの原因ということは前述の通りです。カイロプラクティックでは、背骨や各関節をチェックし伝達を阻害する因子を取り除くことに優れた代替医療です。
筋力低下や知覚麻痺が進んでしまうと、回復が困難でになってしますこともありますが、発症後に早い段階で施術を開始することができれば十分に回復の可能性があります。
長い方だと半年〜1年病院に通って治らずに当院にご相談くださった方でも回復されるケースもあります。
なるべく早くご相談いただけると幸いです。