医師からのご紹介でご来院の「足関節変形性関節症」と診断された60代男性の症例
- 2018年01月26日
- ブログ
こんにちは
院長田口です
いつもブログご覧いただきありがとうございます
本日は60代男性で医師からのご紹介でご来院された
足関節(足首)変形性関節症と診断された方の
症例報告です。
※一般の方に読んでいただきたいと思い
わかりやすくざっくりとした説明にとどめておりますので
是非読み進めてみてください。
昨年の12月上旬趣味の畑仕事中に痛みを
感じだして、どんどん酷くなり困っていたところ
地元では大きめの病院にいかれたTさんは
レントゲンで足首の変形性関節症と診断され
リハビリ施設のあるところへと紹介状を
わたされました。
変形性と言われた時にとても落ち込んだとの
ことでした。
下の写真は実際のものです(ご本人の許可をいただいてのせています)
ここで質問です
痛いのはどこで?変形はどこにあるでしょうか?
一般の方は当然ですがこれは
プロが見てもわかりません(笑)
変形?棘(とげ)?
立場上批判はできませんのでこの話はこれくらいでw
答えは内くるぶし(内果前方)だそうです。
実際に湿布と薬をいただいて経過を見たそうですが
症状は悪化するばかりで
「もうだめかも・・・一生足をひきづってあるくのか・・・」と
思ったとのことでした。
とても不安だったそうです。
当院とのご縁は
奥様が当院にご通院いただいていたので
ご紹介でご来院いただきました。
私の見立てでは
痛みの起こる動作や圧痛(患部を押した痛み)で
はっきりと炎症があることは確認できました。
炎症だけが原因であれば、薬や湿布も効果があるはずですね〜
なのでより深い原因を調べる必要がありそうです
もう一つ
第2頸椎のバランスの悪化と背骨全体の可動の減少
全身の筋肉の緊張があることがわかりました。
長年のお仕事も重労働でかなり重いものを持っていたそうです。
また定年退職後からさらに重たいものを持つ機会が増える部署に
なったともお話いただきました。本当にお疲れさまです。
なぜ炎症が起こり、なぜ治らないか?
これが大切です
本当の原因の追求ですね
それは体全体のバランスの悪化による自然治癒力の低下でした
特に痛いのは
「朝起きてすぐ」とのこと
本来わたしたちの体は寝て回復して、活動して疲労する
ものですが、自然治癒力が落ちた状態では
逆に全身のバンランスの問題から体が緊張して
起きてすぐの調子が悪いという状態になります。
そういうことをご理解いただき
Tさんは今回で3回目の施術でしたが
DRTによる施術と姿勢の指導、
炎症の処置を行なっていただき
朝方の痛みはほぼ消失し、
当初痛みが出ていた動作でもほとんど
痛みを感じなくなったとのことでした。
まだまだ全身の調整は必要ですが、
ひとまず一番酷い状況は脱することが
できました。
1ヶ月半悩んだ痛みがわずか10日間3回の
施術でよくなるというのは信じられないこと
に聞こえますが、本来の自然治癒力が発揮されたら
自然なことだと思います。
身心を整え、体を信じ待つ
自然治癒力が働いていることは本当に大切ということを
改めて学ばせていただいた症例でした。
もし、あなたやあなたの大切な人が
変形性といわれ落ち込んでいたら是非ご相談ください。
(足首、膝、股関節などなど)
あなたの不安や心配を拭えるお話ができるかもしれません。