起立性調節障害(起立性低血圧)のことをご存知ですか?
- 2017年04月05日
- ブログ
こんにちは
院長田口です。
本日もブログをご覧いただき
ありがとうございます。
本日は「起立性調節障害(起立性低血圧)について」
書いてまいります。
起立性調節障害をご存知ですか?
もしかすると、
「耳にしたことはあるよ」
という方もいらっしゃると思います。
起立性調節障害とは、書籍を見ると
「起立時に血圧や脈拍に異常が生じ、
主に午前中に立ちくらみやめまい、頭痛
吐き気などの症状がみられる自律神経の病気で
中には失神するケースもあります」
「発症頻度は中学生の約1割におよぶものの
一般的には案外知られていないのが現状です」
「朝起きられず、学校にいけないのに、
午後からは元気になることが多いため
「気合がありない」「怠け」「サボり」などと
しばしば誤解されます」
上記の文章は
「やさしくわかる子どもの起立性障害」
田中大介先生著 洋泉社
より引用させていただきました。
以上のような状態で学校に登校ができなっくなったり
してしまう。思春期の子供さんに起こる自律神経失調症の
ようなものです。
当院でもさまざまな病院を受診されて
最終的に小児科で「起立性調節障害」と
診断された方が多くご来院いただいています。
薬物療法で経過観察だけでは心配な親御さんも
多く、体そのもの(自律神経の働き)をどうにかできないか?
というご相談も多くよせられています。
学校などでも徐々に広まりつつあるようですが
まだまだご存じない先生なども多いということで、
誤解がうまれないように少しでも周知できたらと
今回のブログを書かせていただいております。
このブログをご覧いただいた方のお近くで
お子さまの「朝起きられない」「午前中の体調不良で悩んでいる」など
症状でお悩みの方がいらっしゃれば是非とも
教えてあげてください。また、小中学校の
先生方にもしっていただきたいと思っています。
つらい起立性調節障害でお悩みの
お子さまが周りのご理解を得ながら一歩づつ
ご自分の人生を歩んでいけたらという氣持ちで
少しづつブログなどで
「起立性調節障害(OD)(起立性低血圧)」について
情報発信できたらと思います。
たぐちのまとめ
・起立性調節障害という子どもさんの症状があること
・起立性調節障害は自律神経の乱れが原因である
・あまり知られていないので、「怠け」「サボり」
誤解を受けているお子さんもいる
・とにかくまずは起立性調節障害を知ってもらいたい
・なのでこれからブログで情報を発信します
http://www.soka-taguchi-seitai.com/category1/s4411/
~~編集後記~~
今回はまじめにブログを書きました。
それは、「知られていない」「知らない」という
ことで悩んでしまったり、つらい思いをする方が
ひとりでも解放されたらと思ったからです。
どうやら私目覚めました。
やるべきことに気付きました。
医療に携わる前は私自身も
自分の体のこと(仕組みや、メカニズム)なんて
全く知りませんでした。
そうなると、今考えてみると運転免許も持たずに
自動車を運転しているようなものだったんですね。
「知らない」「わからない」ということは
とっても不安な気持ちになります。
当院では、体の仕組み、メカニズム知って
いただくことをスタートと考えています。
「知れば納得」「知れば安心」
動物は本能が気持ちよいこと知っているみたいです(笑)
結局、人間も動物なんですよね(笑)
初めて書き込みをさせて頂きます。
練馬のミオカイロ(姫野先生)の施術院に通っているもので、おもいがけずFBが目にとまりました。
我が家の息子(現在28歳ですが)、中学1年生の時に「起立性調節障害」と診断をされました。
それは、確たる診断が出来なかった故に取りあえずそう診断された。ような状況だったんですが。
その後、高校1年生の時に心臓の「完全房室ブロック」とわかり、ペースメーカー植え込み術を受け、今に至ります。
起立性調節障害と診断されても、我が家のように実は心臓だった。ということもあり得るので、親御さんにはじっくり経過を見て欲しいな。という思いから余計なコメントを・・・。
周りの方たちの、暖かい見守りを期待します。
横山様
コメントずっと気が付かずにおりました。
こんなに丁寧に書いていただいて
いたのに失礼致しました。
息子さんのような症例もあるのですね。
改めて注意深く拝見いたします。
なんとなくの検査や治療にならないように
回復の思わしくない方で
可能性の考えられることは病院での精密検査を
おすすめするように致します。